ハナレ 初心者向け(?)簡易説明ver2
お久しぶりです。彦星になったウルズです。
七夕セレモニーは、前日の日本酒飲み放題が効いたのか、優勝できましたw
さて、最近またハナレの事をよく聞くので、初心者むけ(つもり)の説明記事を書きたいと思います。
レシピ抜きでの記事は初めてのパターンなので、読み辛い所も多々あるかもしれませんがご了承下さい
ではいってみましょう!
目次
ハナレってどんなデッキ?
簡単に言うと、レベル5がめちゃくちゃ強い!
それまでがめちゃくちゃ弱い
詳しく
レベル1~4はグロウするエナと手札をなるべく維持し、5に乗ることを最優先
レベル5になったら、毎ターンエナと手札の不足している方を伸ばしながら三面要求を行っていく
強み
レベル5の暴力
各ターンのパワー0時の1ドローor1エナチャージは勿論の事、下級のパワー0時にトリガーするカードを絡めると面開けの序にリソースを伸ばしてくる
更に、5に乗るだけで5回防御が可能。加えて、ラミア等のアーツ外防御も組み合わさり要塞と化す
構築の広さ
エナが伸びることにより、アーツ外防御を入れやすいという性質があります。これにより、環境に合ったメタ防御を入れる事が可能
更に、友好の遊行 アンを採用すると、マルチエナになる為、アーツまで自由になるという広さを持っています
短所
5までが弱い
このデッキ、4のグロウに黒4エナを必要とします
この4エナがかなり重くのしかかるので、出来るだけ黒4を用意できる様に動かなければならず、必然的にエナ焼きや速攻デッキには辛い戦いをすることになります
また、黒でしか払えないので、盾から黒にならない物が捲れてグロウ出来ないなんてこともあります
有効バーストが殆ど無い
ハナレのシグニのバーストを見るとリソース回復系が多くあります
これは、序盤の脆さを補うために必要なのですが、おかげで防御になるバーストが殆ど無いです
なので、ロングショットを仕掛けてくるデッキに対しては、何等かの対応策を用意する必要があります
リソース回復が相手依存
ハナレのリソース回復する条件が「相手のシグニのパワーが0になった時」と書かれてるので、面に何も居なかったりするとリソースが伸ばせません
なので、わざと退かされたりすると、途端に動き難くなったりします
どんなカードがあるの?
毒牙は大きくわけて5種類の効果を持ちます
面除去効果
ダガ、ルクボル、バジリスク等
この類いは、条件に応じて相手シグニにマイナスを与え、面を空ける能力を持っています
序盤の点数要求に繋がるカード達であるため、多くいれるとそれだけ序盤の火力が上がります
しかし、自身をトラッシュに送ったり、特定の条件でマイナスを行う等、こちらのリソースが増えないので注意
リソース回復効果
テトロド、ラッカー
こちらはパワーを0にした際にリソースを伸ばせるカード群
前述した、面除去効果と組み合わせることで自分のリソースを回復しながら攻める事が可能
ただし、単体では機能しなく、ほぼ確定で殴られるため場持ちはしない
防御効果
チェボル、アリサエマ、ラミア
蘇生効果を持つカードとアタックフェイズに効果を発動できるカード
蘇生効果は蘇生した際に連鎖的に多面防御に繋げるのは勿論、バジリスクの様な蘇生時効果のトリガーになります
基本的にサポート枠
ラミアは相手ターンに干渉出来る毒牙であり、パワーを0にする関係上リソース回復効果と組み合わせる事が可能
しかし、パワーパンプが入ってると、ルール処理で除去出来ないので注意
ハンデス効果
パトラ
毒牙のレベル4
レベル1を回収、マイナス値に応じてパンプ、パワーを二万下げることによりハンデス&面除去
パワーを0に合わせて発動する事で自身がエナになりつつ、ハンデス&面除去が可能という優れもの
弱点は相手依存な事と、これ1枚でヴァンプの効果が二個発動してしまう事
万能効果
ヨルムガン
毒牙レベル5
5にふさわしく、焼き、蘇生、防御効果を合わせ持つ優秀カード
レベル5になったら、とりあえずこいつを出来るだけ立てられる様にしましょう
出現時に振れるマイナス値が4000なので、二体でパトラのパワーを丁度20000に出来るのもナイス
リソース回復効果と合わせて、面除去ついでにリソースも回復していきましょう
スペル
トキシック・スパイス、ストレンジ・カインド
ハナレ関係のスペルとしてはこの二枚が存在します
トキシック・スパイスはいわゆるユニークスペル。毒牙をバニッシュする事で、蘇生か墓地の異なるレベル×-3000が可能
相手の場にパワー2000が居るのであれば、バジリスクとテトロドを蘇生し、2エナチャージ&1ドローという事も可能
マイナス効果も、最大-15000まで可能であり、最後まで困らないカードです
ストレンジ・カインドはコストこそかかるものの、大量ドローへ繋げられる夢のある効果を持っています
マイナス効果も、リミットが高いハナレなら-12000も簡単に届くと思っています
どうやって組むの?
まず、コインを使うかどうかを考えます
コインを得る構築
コインを得る目的は主にコインアーツを使うか、キーカードを使う時です
後述するダウト・クリューソスやドント・アクト等はメタアーツの部分がある為、これらが必要な際は得ます
コインを使わない構築より、防御面が少し落ちます
コインを得ない構築
こちらはエクシードで使われた時に効果を出します
レベル5の守りに厚みが出るため、コインを得る方より防御が厚くなるのが特徴です
そして、メイン構築は基本的に3パターンあると思います
序盤にある程度点をとれる構築
これは、下級から除去効果を持つカードを多くいれ、ゲームの序盤からテンポを掴んでいきます
上手くハマれば、早い段階でアーツを要求することが可能になります
終盤に強くする構築
これは、下級は終盤でも活躍するリソース回復系を多くいれ、序盤は5に乗る事に重点を置きます。そして、レベル5から安定したリソース供給と火力で制圧する大器晩成型になります
リソースを奪う構築
パトラのハンデスに加えて、トリトリやワイズスパーク等を採用して相手のリソースを奪うことに重点を置きます
コントロール色が強くなるため、ある程度の経験が必要になるかもしれません
いずれかに重点を置いて構築すると、どっち付かずの動きにならず、どれが自分に向いているか分かると思います
(自分は、大器晩成型の方が合っていたので、よくその様な構築をします)
構築に味を与えるワンポイント
ここまで、毒牙関係のカードを紹介してきました。ここからは毒牙以外で採用出来そうなカードを、直面するであろう悩みに対応して紹介したいと思います
序盤から防御力と回転率を上げたい
リンゼ
スタートから異世界を召喚します
特定の人にダメージが行くかも知れませんが、犠牲になって貰いましょう
アタックするだけで、速攻系の動きを止める事ができます
また、エンド時に手札交換+1枚ドローが出来るので、序盤の回転率を上げることが出来ます
レベル4の弱さを軽減したい
ダイホウイカ
万能カードイカ
このデッキ、レベル3までに多大な量の手札を消費するので、それをこのカードで補充します
効果もマイナス効果なので、リソース回復効果のトリガーにもなります
大量に余るエナを消費したい
メイジ
アーツ外防御
このデッキ、5に乗ったとたんにエナが溜まり易くなり、それを消費する手段を入れると良いと思います
同じアーツ外防御にラミアが居ますが、こちらはデッキにヨルムガン等を戻すことが可能。
これにより、再利用を狙いいつつ防御といった動きが出来ます
序盤のエナを伸ばしたい
緑系統のエナチャージ効果持ち
トキシックが相手依存な所があるため、それだけでは少し足りないなぁって思ったらこのカード達を入れてみましょう
弱点は多色にすると、グロウコストにならない色が埋まる可能性があること
相手に干渉した動きをしたい
ヘルボロス、サーバント∞
レベル5の相手干渉シグニ
相手の動きを抑制しつつ、攻める事が可能になり、ハナレの火力と合わせて相手は辛い状況に立たされます
一回だけ立てても、除去されてしまうので前述したメイジ等を利用し、数回立てられる様にすると良いと思います
どんなアーツが良いの?
さて、ここまでメインデッキについて書いてきたので、ここからアーツについて書きたいと思います
黒アーツ
メインカラーのアーツなので、比較的入れやすいと思います
フォービドゥン・ゲーム
実質ハナレ専用アーツ
毒牙を二枚捨てるとコスト0になる優れもの
蘇生効果もアリサエマやチェボル、バジリスクを組み合わせる事で多面防御を実現します
ハンデスに弱い事を除けば、万能アーツになります
ダウト・クリューソス
メタアーツの1枚
スペルを軸に動くデッキには鬼のように刺さります
また、盾回復とトラッシュ送り効果はハナレが対応出来ない"バニッシュ耐性"に対応する事ができます
レベル3をコインにして、ベットして打ちたいカードです
クトゥル・アビス
黒白アーツ
ハナレで使うと、かなり凶悪なアーツです
トラッシュ送りでバニッシュ耐性に対応できるのは勿論の事、蘇生効果が強力
出現効果が出ないだけなので、ヨルムガンの常時&起動効果は使えるため、蘇生からのマイナスコンボへと繋がるという代物
蘇生対象に制限はないので、ヘルボロスやサーバント∞を蘇生するといった事も出来ます
ステアード・サルベージ
回収アーツ
上記にて説明したアーツを再利用する事が可能です
打てれば多面防御になるカードが多い為、単純に二回打てるだけで強固な守りを実現できると思います
他色アーツ
メインの構築や環境に合わせての採用となると思います
ドント・アクト
ダイホウイカ等を入れてるのなら採用候補の1枚
ベットで三面+3ドローが可能。さらに、面に残す為に、パトラ等の餌になるといった噛み合いを生み出します
弱点は3面居ないとダウン出来ない為、相手にバレると非常に弱い事
使う際は打てる内に打っておきたい1枚
アンチ・アビリティ
メタアーツの1枚
グズ子等のアタック時トリガー主体のデッキに対して絶大な効果を発揮する1枚
これを採用する際は、同時にメイジの数を増やす等の汎用性を持たせると良いかと思います
水天一碧
汎用アーツ
緑と青のカードが入っていれば、打ちやすく、アクト同様ダウンなので、パトラ等の餌にする事が可能
良くも悪くも汎用アーツ
スピリット・サルベージ
回収アーツ
ステアードとは違い上記の他色アーツの回収も可能
メタアーツを2回打つ必要があるデッキが環境に居る等の際は採用候補
友好の遊行 アン
キーカード
自分が七夕の際に採用したカード
ハナレの負け筋である、色事故を防ぎつつ多色ギミックを搭載出来るようになる1枚
発動してからの安定感は凄まじく、相手に何が飛んで来るか分からなくさせる事が可能
しかし、防御能力は低く、メインデッキに防御ギミックをある程度増やす必要があると思うカード
どんなアーツ構成にすればいいの?
ここまで、アーツを紹介してきましたので、どの様な基準で選ぶのかを説明したいと思います
防御性能
まず、浮かぶのがこれ
単純にどれだけの量の面が止まるかを考えて採用します
試合展開を考える
アーツにもそれぞれ強いタイミングがあります。
例 クトゥル・アビスは強いけど、蘇生対象の問題で5の時以外は弱い
例 フォービドゥン・ゲームは0コストで打てるが、ハンデスされてると使いにくく、-12000なので、後半は少しパワー不足
この様に強いタイミングが分かると、試合の中での打ち所が分かったりすると思います
この様な試合展開を考え、バランスの良いアーツ構成にしましょう
環境を見てみる
特に大会に出てみたい人は環境を少し意識してみましょう
スペルメインのデッキが多ければダウト
トリガー系の採用率が高かったらアンチ・アビリティ等
その時の流行に合わせたアーツを入れるのも良いと思います
幸い、ハナレは万能型なので色んな構成を楽しめると思います
メインデッキとの動きを考える
メインとルリグデッキはリンクさせましょう
例
フォービドゥン・ゲームでの多面防御を安定させるために蘇生系効果を少し多くいれる
クトゥル・アビスとスピリット・サルベージを入れたいから、白のカードを多めに入れよう等
メインとアーツの動きを結び付ける事でデッキの全体像が出来上がります
この様な形で選んで行くのが良いと思います
勿論、ここで紹介したものが正しいという訳では無いので、自分で色々と試してみるのが良いと思います
レシピ
レシピを探す際にオススメするサイトをご紹介します
WIXOSSBOXというサイトです
こちらは、からばこさんが作成した入賞レシピを集めたサイトになります
Twitter等でいちいち探して、見比べるよりもこちらですぐ探して見比べる方が効率良くデッキ構築が捗ると思います
自分のレシピも載っていますので、それや他の人のレシピを見比べ、参考にしてデッキ作成に役立てて下さい
(WIXOSSBOXのTwitterアカウントもあるので、良ければそちらのフォローもオススメですよw)
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今回はここまでとします
長い記事を読んで頂きありがとうございます
後半、ハナレは関係無いような気がしますが、大目に見て下さい(笑)
この記事を読んでレシピの見方や構築の考えが変わったって人がいたら幸いです
ここまで偉そうに書いてきましたが、あくまでも1個人の考えなので参考程度にしていただけたら幸いです
自分もまだまだ弱いので、これからも精進して行きたい思います
では皆さん、またどこかでノシ